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日本妖怪伝 サトリのimaponのレビュー・感想・評価

日本妖怪伝 サトリ(1973年製作の映画)
3.9
東陽一監督が「やさしいにっぽん人」でまだ充分緑魔子の魅力を撮りきれてないと言って企画されただけの事はあり、ますます緑魔子PV要素が強まっている。
60年代の妖艷な中に快活娘感のある魔子様も70年代になると妖艷さが際立ち、容貌までもアングラ風に妖しくなる。これは2000年代2010年代の魔子様魅力にはっきりと通じている。
最早、対抗しうるのは水族館のエイぐらいだ。

数々の謎要素が回収される事なくやりっ放しでモヤっとするが風刺要素も汲み取れる。
低身長の山谷初男がなかなか良い味だし、吉行和子はキ⚪⚪イが似合う女優だ。過激な精神科医・佐藤慶も良い。男の脳内を読み取る時、「いいケツしてんな」って言葉入れておくとだいたい当たるでしょ。
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