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狐と狸のtonkaraのレビュー・感想・評価

狐と狸(1959年製作の映画)
4.5
シネマヴェーラ渋谷にて。一方、これは傑作! 出るわ出るわ東宝オールスターキャスト、『沈丁花』より凄いのでは。宴会~おてもやんのシーンの完璧さには惚れ惚れした。ただ、最後追いかけっこしなくていいのに、とか残念がるのは、作家的映画に慣れてるせいだなと思う。今になって「普通の映画」を観ていろいろ考えるというのは変だが仕方ないし中々楽しい。なお、地獄の行商旅をした経験があるので口八丁手八丁で物を売りつける快感(自分の場合は高額本)や夏木陽介の初売れ乾杯の気持ちはよく分かった。
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