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地獄への退却のjusticeviceのレビュー・感想・評価

地獄への退却(1952年製作の映画)
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一応戦意高揚モノのヴァイブスで作られてるものの弱い。ゴリゴリのアメリカ万歳でもなく戦場を出来るだけリアルにパッキングしてる印象。まだ18歳のガキんちょを最前線に立たせて偉いさんは安全地帯にいる。戦車を爆破して良くやったとお褒めの言葉を授かるシーンを見て組織の欺瞞と取るか、この子の様にバッキバキになって軍人として目覚めるか?前線にいる軍人と大量殺人者との違いは?かなり受け手に委ねられてる。実際の戦闘シーンをクロスカッティングとして入れてるけど当時としてはこれが限界でしょうね。その事を考えるとネレトバの戦いって狂ってたとしか言いようがない。
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