モールス

スープ〜生まれ変わりの物語〜のモールスのレビュー・感想・評価

3.0
娘を持つ父親が、口論のあげくに娘をぶつ。そのことを後悔したままに事故で死んでしまうのが、物語の始まりです。死後の世界でも娘への想いを断ちきれることなく、娘との再会を果たすまでのファンタジー映画です。脚本は良いと思います。でも個人的には納得いかない映画です。邦画の悪い面が出てますね…。日本人は基本的に無神論者が多い国です。こういう時には生まれ変わりなんて、ご都合主義も良いとこです。この映画をつくるだけのベースが日本にあるのでしょうか? それなら死者が戻ってくると言う設定のほうが自然で良かったかもと思います。そういう考え方は日本にあると思いますので…。生まれ変わるということで、途中退屈に感じた人も少なくないというふうに想像してしまいます。 良かったのは、娘との再会を果たした場面です。これについては、私も親ですので共感できました。
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