80年代の映画でも70年代が濃厚に残る作品はあるし、その逆もある。
この映画はどちらでもない。どの時代の映画にも見えない。
(劇中流れる音楽やファッションは仕方ないとして)
全く好みの映画ではないの…
矢崎仁司監督のデビュー作。音楽の著作権の関係で、長い間封印されていた作品とのこと。
女性の同性愛をテーマにしており、話自体は特に真新しさはないものの、この時代に日本映画でLGBTを描く作品があるん…
【作品解説】
美津の誕生日。夏子はお揃いの乙女座のネックレスとバラの花を買って来る。しかしアパートの窓には白いハンカチ。それは美津の恋人・英男が来ている合図だった。
ひそかに美津を愛してしまった夏…
非常に面白くない。室内ではテンテンと蛇口からの水漏れの音が延々と流れており、そんな単純な、見え見えの付け焼き刃みたいな演出でみんな騙されちゃうん?って感じ。聞いて欲しすぎだろ。ラストもパートカラーに…
>>続きを読むいつの間にか季節が変わっている。というか季節感がない。暑いだとか寒いだとかもない。クリスマスなのにやけに薄着で、一体今いつなんだとか、部屋で寝転んでる場面ばかりが思い出されるけど、時間ってだいたいそ…
>>続きを読む気だるさと生々しさが全編を貫き、自主製作で素人みたいな女優が演じるみずみずしさと相まって独特な空気感を醸し出している。
そこはかとなく漂う気持ち悪さは、監督の青臭い感性の表れなのか。なかなか鮮烈な…
© 2019 映画「風たちの午後デジタルリマスター版」製作委員会