このレビューはネタバレを含みます
蛇口からポタポタと流れる水音
女は職を乗り換える
男も女も関係性にはっきりさせないかんじ
気だるげ
曖昧なグラデーション
好きな人の出したゴミを抱きしめるシーン、ものすごく衝撃的でした。
そして食…
中野の映画館で、昔みました。
切なくて、悲しい。
ラストは残酷だったわ。
一瞬ですがモノクロからカラーになった。
脚本が、あの「誘惑者」の長崎俊一さんだった。
女同士の愛を鋭く、切なく映像にする方な…
床に仰向けに寝そべる、這いつくばる、とにかく頭を地面に近づけたい。カメラは被写体を俯瞰で捉える。蛇口から溢れる水滴の落ちる音がぼとぼとと下へ下へという意識を強調させる。いつしかそれは雨というモチーフ…
>>続きを読む最近の手書き風題字の邦画やTwitter文学(?)みたいに、固有名詞とかその土地(下北沢とか明大前とか)あるあるをほとんど全く使わずに、台詞も少なくて、さらにモノクロで、こんなにも思い出感を受け取っ…
>>続きを読む幼稚で刹那的で一生懸命な人間が報われるにはどうすればよかったのか。
水滴の落下運動が変わらぬ想いとして、花が果たされなかった想いとして同じ恋心を表象している。
激しい内面を気だるげなささやきで外化す…
このレビューはネタバレを含みます
「3月のライオン」を機にハマった矢崎作品。本作は彼のデビュー作と聞いていたので観るのをとても楽しみにしていました。
長尺でかつセリフも聞こえづらい、展開も遅いようなオープニングの最後に、劇的な題名…
© 2019 映画「風たちの午後デジタルリマスター版」製作委員会