風たちの午後の作品情報・感想・評価 - 7ページ目

風たちの午後1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:105分

3.9

あらすじ

「風たちの午後」に投稿された感想・評価

どこを切り取っても美しい奇跡みたいな映画。蛇口の雫や子供たちの声や音響効果的にもお手本みたいな要素が詰まってる。矢崎仁司という巨匠を僕の中で発見できたという僥倖!
愛が動機でも流石にやって良いことと悪いことあると思うよ????と結局思ってしまった・・・
汚いものでも美しく写せるのはすごいことだ・・・
身重の身体でストーキングし続ける執着心は凄味がありすぎて私はビビってしまった・・・
リアリティの話ではなくてあそこまでいったら概念というかそれだけの執着なんですよ〜っていう表現だと思うのでまあ良いんですけど、私はびびってしまったな…
部屋の中は、ずっと蛇口から流れてる水の音。外は雨。

叶わない同性愛映画なのだが、執着がすごい。
子供が出来ない美津と、美津の元カレとの子供を妊娠した夏子。壮絶です。

ラストも圧巻
まみこ

まみこの感想・評価

5.0
好きだ〜。。。
この監督とはきっと世界の嬉しさ気だるさ美しさを共有できる。。。


選曲センスが良くないですか、とても。
すごく大切な映画になってしまった
ストロベリーショートケイクスの人なのか。。。


夏子、保育士であの働き方で東京で友人とルームシェアできちゃう、たかそうな服着て遊べちゃう生活、いいな〜

だかしかしモノクロ、人の顔を認識するのが苦手な人間には結構きつい
あなたの手が触れたもの息がかかったものすべてが色づきひかりを放つので手を伸ばさずにはいられない/そしてそんなものが増えるたびに空気が薄くなり/苦しくなって、ばらばらに壊れそうになる/どんなに望んでもあなたが手に入らないのなら/せめて忘却という言葉のない/ふかいふかい森を探しに行こう





コントラストの少ない平坦な色調のモノクロームが白昼夢のよう。多幸感あふれるスローモーション、泣きたくなるようなトイレのシーン、どのショットも印象的だった。映像と彼女の一途な恋心とが渾然一体となり、美しくてナイフのように鋭い。叶わない恋、もっといえば愛される資格のない恋。その切なさ甘やかさが画面いっぱいに満ちどんどん胸に迫ってくる。

ミニシアターの小さめな客席の8割方女性だったが、途中からあちらこちらですすり泣きの音が聞こえてきた。今、苦しい恋をしているひとならば深くシンクロしてしまいそう。そんな劇場体験をまるごと噛みしめ抱きしめながら帰路についた。
osa

osaの感想・評価

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人がなぜ、目も当てられないような酷作も転がる危険な映画の大海原をサヴァイヴするのか、その答えは、こんな特別な一本に、出会いたいからなんだと思います。この映画は、紛れもなく特別な一本。
こみ

こみの感想・評価

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ドヒャ~って思ってたら終わった。この映画はきっと一生覚えてる。
半分以上セリフが聞き取れないストレス
まぁ狙いなんやろけど
ラストも期待してた程ではなかったなぁ
音楽はちょいちょい気になった。
smmt705

smmt705の感想・評価

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唾が飲み込むにも飲み込めないほどの囁きで、ずっと耳を澄ませていた。人を想うってすごい。妊婦がストーカしているシーンは度肝を抜きたし、終始、ああ、これが映画だなぁと思わせれる。すごく好きだった。絶対映画館で観るべき。
Miver2

Miver2の感想・評価

4.0
水道から絶え間無く落ちる水の音、雨の降る景色と雨音、そして海に行こうと言う話になってから、重ね繋げて行くあの描き方とか、とても良かったな。
何よりも画や表情で魅せたり感じたりさせるあの美しさに魅了された。

あの音の小ささは神経を研ぎ澄ませながら観れる反面、時間が経つに連れてじわじわと息苦しさを感じるようになって行ったりもしたけども。
でもその静けさからこの作品のヒリヒリしている所が伝わって来たりもして。
その中で登場人物達の愛おしさと遣る瀬無さ、息遣いがしっかりと伝わって来る物語だったから、とても良かった。

物語の途中に出てくる喫茶店のシーンがとても面白かったな。
流れている音楽がとても良かった。
音の小ささが神経を研ぎ澄ませながら、ヒリヒリしている物を感じながら観ていたりする中で、ここは音楽や会話のグルーヴを感じる所でもあったしね。

途中、アイロンかけてから、ごろんとする場面でのそのカット割りと光と陰の構図に釘付けになったりもした。
まるでポートレートのような描写がとても美しかったなと。
特に歩道橋のシーンとか、引きで撮ってた画が2人を美しく、イキイキと捉えられていて素晴らしかったもんな。
タイトルバックが出て来る所のあの感じだとか、あの終わり方とか、とても好き。

登場人物達の心に寄り添う事は出来ないけども、少し離れた所から見るその姿や表情、画から感じる事が出来る感情はとても豊かに深く響いて来る物があったなと思う。
水道から絶え間なく落ちて行く水の音が響き渡るかのように、観終えた後の余韻がじわじわと、とても深く響いて来る。

なかなか出来ない映画体験が出来るので、もし良かったら観て頂けたらと思います。