風たちの午後の作品情報・感想・評価 - 8ページ目

風たちの午後1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:105分

3.9

あらすじ

「風たちの午後」に投稿された感想・評価

どき子

どき子の感想・評価

4.0
シーンひとつひとつどれを切り取っても
美しくて
でもときに残酷
切なくて儚くて胸がとても苦しかった
衣装も喫茶店もかわいかったし
とにかく夏子の表情に釘付け

音の小ささが最初は気になりましたが
引き込まれ夢中になるうちに
途中からは気にならなくなりました
とてもよかった


内藤剛志さんと室井滋さんは
どこに出演していたのかしら
たなか

たなかの感想・評価

5.0
台詞に頼らず、表情、行動、画で物語っていくセンスが凄い。
印象的なシーンがいくつもあった。
映画とは画を創ることなのだと思った。

パンフレットに載っていたシナリオを読んだ。聴き取れなかった台詞を読んだ。
台詞を読めばより感じるものがあるかと思ったが、そうでもなかった。

もう既に伝わっていたんだ全て。
くま

くまの感想・評価

3.4
・声ちっちゃ過ぎてビックリした
・とりあえずポップコーンは買わんでよかった
・ただ真剣に観たら意外と話はわかるもんやな
・って思ってたら監督の思惑通りやった
・個人的には出ていった場面で終わった方が好きやったかも
予告編につられ「21世紀の女の子」に続けて観てしまったのだけど、いやぁまいった。20世紀のオジさんがこんな映画を撮ってたなんて。

「女が女を愛すること」がテーマだけど、でもこの映画はLGBTがどうとかそういう話でもたぶんなく、これはいまを生きる”女の子”に普遍的に余儀なくされる喪失の物語なのかもしれない。 セリフが聞こえなくたってそれは私たちの肉体にも刻まれているものだからわかる。 だから〜なんで20世紀のオジさんがそれを撮っちゃうんだ! (当時は24歳だけど。すごい)矢崎仁司は真の意味で女が大好きなのだろう。これまで胡散臭い映画オジさんだと思ってたことを少し反省した。これからも頑張って撮り続けて。

クレジットに保坂和志、室井滋など知ってる名前も。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.5
横たわってるシーンのすべてが最高。
そのタイミングで歯磨きするのも凄い分かるし。
スローモーションもバチバチに決まってるな。
ビーチに座ってるシーンで2人ともざっくりニット着てるのに片方はオーバーサイズで片方はジャストサイズなのとか美しかったし小物もいちいち効いてた。
夏子さんが薬指に指輪つけてるのは謎だったけど。
後付け?のテーマ曲もバッチリだったし音量については敢えてこれで良しとしたのだろうと思うけど決定的なセリフを聞き漏らしてないか心配になる。
監督作全然見たことないから見ていきたい。

このレビューはネタバレを含みます

とてつもなく凄い映画。美しい。
もう一回見たい、何度でも見たいと思う反面、あのラストシーンだけは二度と見たくないし、思い出しただけで気持ちが落ち込む。
このまま終わらないで、赤ちゃん死んじゃう…赤ちゃん死んじゃう…美津がすぐそこまで帰ってきているというカットを入れてくれ…いや、管理人がドアを叩いてる音でもいい…とにかく赤ちゃんだけは助かるということを示唆してくれれば何だっていい。映画の価値は下がるかもしれない。芸術性は薄まるかもしれない。でもやってほしい…赤ちゃんだけは死なないでほしい…このままだと死んじゃう…頼む、終わらないでくれ…
画面に必死に祈ったが、映画は無情だった。
本当に本当に哀しすぎて、あまちゃんな自分にはとても受け止めきれなかった。
シンプルなストーリーなんだけど、映像で語っていく表現の一つ一つが洗練されていて、とにかく美しい!40年程経った今もなお、全く色褪せない傑作!そして、ラストカットはかなり衝撃的!!!

いやぁ映画っていいなあ。映画でしか出来ない表現に満ち溢れている。矢崎監督、24歳でこれを撮ったなんて渋過ぎるよ…
toi

toiの感想・評価

3.3
狂おしいほどの愛を覗いた。どうしようもない思い。止められない思い。水滴の音。新幹線の降り過ごし。ペットの埋葬。同性愛。
喫茶店で流れてた曲が知りたくて、頑張って歌詞暗記したけど忘れました

殆ど聞こえないセリフたちがたまらなく好きです
純粋すぎるが故に愛情が異形化して自分でも手に負えないくらいのバケモノになる。
昔、恋人に泣きながら別れ話をしたら「泣きたいのはこっちなのに先に泣くなんて卑怯だ」と言われたことを思い出す。
この映画の別れ話のシーンはとても辛い。振られるほうも振るほうも辛い。別れをひとたび口にすればマッチが燃え尽きる時間と同じくらい儚く二人は離ればなれになってしまう。