ツタヤ

ALI アリのツタヤのレビュー・感想・評価

ALI アリ(2001年製作の映画)
2.9
2時間37分という長尺をもってしても、アリの人生を描ききれずに終わってしまったというのが見終わっての第一の感想。ボクシング・徴兵拒否・宗教・恋愛どれもが中途半端で、もう少しテーマを絞って制作して欲しかった。

ウィル・スミスは頑張っていたのですが顔面の本質がアリとだいぶ違うので終始違和感が伴い、ジョン・ヴォイドに至っては面影を失った特殊メイクが気持ち悪い。

また、一番見たかったエピソードが無かったのも残念でした。ハーバード大学での講演でアリが披露した、世界で最も短く美しいと語られる「Me,We.」(人間は一人ではないの意)という詩。タイトルを剥奪され、ボクシング界を追放されても徴兵拒否を訴え続けた彼の人柄が伝わる素晴らしいエピソードだったのに…。