ALI アリの作品情報・感想・評価 - 12ページ目

「ALI アリ」に投稿された感想・評価

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」スピードと鋭い左ジャブを武器に、世界ヘビー級王者19回の防衛、3度の返り咲きを果たした、言わずと知れたボクサー、モハメド・アリ。
彼が唯一協力し、1番事実に則した映画らしい。
格闘技が好きなので、ウィル・スミスの役作りと試合シーンはさすがだなと感じた。
しかし、ちょいと長過ぎたか。

アリは信仰心が強く、黒人差別が色濃く残る時代で、差別や戦争で人を殺すことを良しとしない。
自分の信念を貫いて、ベトナム戦争時の徴兵令を拒否し、窮地に追い込まれてたが、王座奪還をしている。普通じゃない強さだ。

彼が信仰していたNOIは過激派に思えるが、彼の考えの根底は「平等」かと。現代では危険思想ではないが、発言の過激さが政府などを敵に回してしまったんだろう。むしろNOIに利用されていた感じがした。
(湾岸戦争で、イラクのフセインと対話して、人質解放に貢献している)

「キンサシャの奇跡」での「ロープ・ア・ドープ」は、アリ自身が衰えを認識してとった戦法かと。
彼のメンタルが試され、1発を確実にキメないといけない、一か八かくらいのクレバーかつ危険な方法だと思う。
試合開催にはコンゴの腐敗政治が絡んでいるように感じたけど、あの国でなぜ彼はあんなに人気があったのか…?

日本でお馴染の「猪木、ボンバイエ!」はコンゴで使われるリンガラ語「Boma ye(彼を殺せ)」が訛ったもので、彼のテーマ曲を猪木さんにプレゼントしたから、相手を倒せ!という意味で浸透。

マルコムXと、公民権運動、ネーション・オブ・イスラムについてザッと知識を得てから観ると、理解しやすくなるはず。
あとは、アリについての解説が収録されているから、先にそれを観るのもオススメ。
こんち

こんちの感想・評価

4.0
モハメドアリが20代の全盛期時代からベトナム戦争の徴兵拒否で米政府からの嫌がらせで試合が全く出来なくなり選手キャリアをふいにされる。しかしめげる事なく30代にジョージフォアマンとの世紀の一戦、キンシャサの奇跡を迎えるまでを描く。マルコムXにかなり影響を受けた事がうかがえるので、映画「マルコムX」も観たい所だが未見。ここらへんの米歴史、公民権運動とベトナム戦争を知らないとモハメドアリを理解出来ないというのがよくわかる。ラストの対ジョージフォアマン戦は盛り上がるし胸熱。
iSamCooke

iSamCookeの感想・評価

5.0
最大の見所は、オープニングの10分。これだけでも見る価値あり。
モハメド・アリの生涯を、当時の人種差別問題などを取り入れながら、上手く忠実に再現しています。
事実に基づいたストーリー構成は、極端なフィクションを盛り込みまくるよりかは好感が持てますが、その反面、伝記映画特有の中だるみ感が生じてしまいますね。上映時間が長すぎます…。
alf

alfの感想・評価

4.5
凄く観応えがあって大満足。映画館で観たかった。
カメラどっから撮ってんの?っていうシーンがわんさかあって、いちいちカッコ良くってずーっと観てられる。
プラス、音楽が黒くてめちゃめちゃ良い。曲も使い方も。
作り手の気合いが伝わりました。

おまけに、ボンバイエの意味も判りました。
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