ソマリア内戦で実際に起こった、「モガディシュの戦闘」を描く戦争映画。
監督は「エイリアン」シリーズのリドリー・スコット。
戦争映画の中でも、この作品はかなり激しく惨たらしい印象でした。アメリカ軍の戦闘機ブラックホークが撃墜され、米兵士たちが民兵に追い詰められる地獄絵図を、生々しい戦闘描写で描きます。
映画を見終わった後、こんな事が実際にあったのか…と驚愕。前半では特殊部隊デルタフォースなどの兵士たちの楽しげな姿を描き、そこからの転落が…。ソマリアの数千人の武装した民兵たちが、墜落したブラックホークを取り囲み、たった数人の兵士を嬲り殺すかの様に銃を撃つ。その様子が頭から離れない程強烈でしたね。
撃たれた兵士や、爆発に巻き込まれた兵士の傷が痛々しく、映画用の演出があったとしても空いた口が塞がりません。かなり激しい描写なので、苦手な方はお気をつけを…。
若い頃のユアン・マクレガーも出演していて、中々良い味出してましたね！少し戦闘は苦手な米基地のタイピング係という設定、可愛かったです。☺️
戦争映画として、中々見応えある力強い作品でした。
「何故アメリカは他国の戦争に首を突っ込む？」
