ラウシュ魁

ブラックホーク・ダウンのラウシュ魁のレビュー・感想・評価

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)
4.5
これぞ地獄って感じ。
評価しづらいし、正直点数つけて良いのかっては思うけど、映画として評価するならば、
映像としては、終始圧倒的絶望感と臨場感マックスのカメラワーク。
内容としては、ドラマも無ければ美談も無い。あるのはただただ戦場。バタバタ人が撃たれ、それでも戦い続ける兵士達。
最強の戦争映画。
これが実話だったということに震える。

民兵側のリーダーっぽい人と捕虜になったパイロットとの会話が深い。深いのかな、なんて言うか、意味的に重い。
本当、結局は他国の内戦なんだよな。

この映画、ブラッド・ダイヤモンドとは別の角度からのアフリカの闇を見せてくれるから好きなんだけど、観てて息ができなくなるんだよなぁ…


エリック・バナがカッコイイのと、オーランド・ブルームの無駄遣い感と、凄すぎる豪華俳優陣。

あんまり言いづらいけど、大好きな映画です。
映画好きには内容的にお勧めできないけど、戦争映画好きには自信持って勧められる。


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思い出したと言うか覚えてるんだけど、
この映画、アメリカの従兄弟が大好きで、小さい頃この映画何度も一緒に観てた。(冷静に考えたら、こんな映画子供に見せんな笑)
元々ミリタリー系が大好きなタフな感じの女の子だったんだけど、そんな彼女も今や軍人の妻で、5人の子を持つ母です。子供達も軍人になるのかな。
ラウシュ魁

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