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ブラックホーク・ダウンのTRBのレビュー・感想・評価

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)
4.8
徹底した戦場のリアルを描いた作品。

ソマリア紛争、モガディシュの戦いの凄惨さを非情に映し出し、怒りが蔓延する群衆と、疲弊し憔悴していく米軍とが実にリアルに描かれている。

30分で終わるはずが、15時間に及ぶ激戦。
ブラック・ホークが撃墜された際の絶望、武器弾薬も乏しく、指揮系統も交錯、戦争映画は数あれど、一線を画すリアルさで魅了されました。
冗談抜きで100回以上は観た作品。

レンジャー、デルタ共に両者の軍での立ち位置、力関係が前半に描かれているのもストーリーを盛り上げる要素としてしっかり組み込まれテンションが上がります。

出演陣も凄く豪華で、痩せてるトム・ハーディなんてとても珍しい。
耳元でM249ぶっ放されて耳が聞こえなくなるユエン・ブレムナーとのコンビは良かった。

装備品へのこだわりも凄く、ウィリアム・フィクナー演じるサンダーソン軍曹とエリック・バナのフート軍曹の装備品は銃器マニアとしては特に魅力的でした。

特にコルトのM727!
通称アブダビ・カービンには震えました!

当時、手に入らないのでM16を改造しサバイバルゲームで使っていたのが懐かしい!

久しぶりの鑑賞で、また火がつきそうなぐらい熱い作品でした。

サバイバル・ゲームがしたい…
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