ささみ

ザ・ブルード/怒りのメタファーのささみのレビュー・感想・評価

4.0
ジャケ写に惹かれて出勤前にサクッと鑑賞。
鑑賞後にフォロワー様のちぃさんが数日前にレビュー上げていた作品だと気付く。監督の怒りが個性的に表現されていた。

【ストーリー】
幼少期に受けた虐待が原因で神経症を患うノーラは医師ラグランの診療施設に入院する。しかしノーラの夫フランクは彼女を隔離し面会させないラグランに不信感をいだく。一方、ラグランは人間の怒りを実体化する実験を行なっていた。【映画.com抜粋】

【good】
・異形の小人
お世辞にも可愛いとは言えない小人クリーチャー。攻撃手段はシンプルに鈍器で殴打。地味だけど絶対痛いやつ…。子供が観たらトラウマになるのではと感じた。

・ノーラ
サマンサ・エッガー渾身の演技で、ただ喋ってるだけでも狂気を感じた。そして衝撃の展開。

・ラストの悍ましさ
小人クリーチャー出生の秘密が衝撃だった。

【bad】
・ラグラン
人体実験する鬼畜精神科医。

【所感】
前半はちょっと退屈だったけど、物語が進むにつれて面白くなっていく。古い作品故の良さを感じれてとても楽しめた。

22#074
ささみ

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