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宇宙の7人のcatmanのレビュー・感想・評価

宇宙の7人(1980年製作の映画)
4.0
1980年公開。コーマン制作のスペースオペラ。マジな突っ込みは不要なBムービーとは言え、これが映画デビューとなるジェームズ・ホーナーの音楽と、監督デビュー前のジェームズ・キャメロンによるSFXはクオリティが高くて満足度は高め。低予算ながらもは印象的なビジュアルが幾つもあって見応えがある。ロバート・ヴォーン、ジョン・サクソン、ジョージ・ペパードらキャリアのピークをちょい過ぎた人気ベテラン勢のキャスティングも味わい深い。あとはこれで女戦士のシビル・ダニングがもっと活躍してくれたらなあ。撮影が今ひとつなのでせっかく露出度の高いコスチュームを着ている彼女をあんまり魅力的に撮れていない。だいたい宇宙船どうしのバトルは狭いコックピットに入ってばかりで見せ場が無いんだよな。もっと肉弾戦を見せなきゃ。彼女だけでなく全体的にキャラクター達を活かし切れていないのが勿体ない。偉そうにすみません

当時まだツルツルの十代だった自分には出来の悪いスターウォーズのパチモンという印象しか無かったけど、今になってその味わい深さがじわりと染みる。キワモノだけに時を経てますます愛おしさが増すって寸法。好きです!ただ116分はちょっと長過ぎる🤣
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