しがい

ヘルレイザー4のしがいのレビュー・感想・評価

ヘルレイザー4(1996年製作の映画)
3.2
4作目にしてピンヘッド様、ジェイソンに先駆けて宇宙へ!時は2127年、18世紀より続くパズルボックスとの因縁にケリを付けるため、製作者の子孫であるマーチャント博士が魔道士たちに挑む。
もはやこのシリーズの滅茶苦茶な設定には「そういうことなんだろう」と諦めの肯定をせざるを得ない。結局手動で封印できてるじゃん!
しかしこの作品は“ピンヘッド萌え”ありきなのだ。ピンヘッド様、やっぱり地獄の番犬みたいなやつをペットにしていてほっこり。シリーズの中でも台詞が多く、(なに言ってんだかあんまり分からないけど)深い深い語りを聞かせてくれる。
祖先が残したのはかなり馬鹿馬鹿しい設計図でしたが、時代遅れなんだよ!と言わんばかりにアナログ脳なピンヘッド様の予想を絶する方法で封印してしまうオチはなかなか痛快。呆気にとられた表情が良い。
信仰は無く“空虚”の存在だと主張するピンヘッド様、「アーメン」は実にシャレの効いた名台詞です。
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