独特のキャラクターデザインと不思議な世界観。主人公は孫・シャンピオンではなく、そのおばあちゃん。ツール・ド・フランスのレース中に連れさらわれた孫を救出すべく追いかける、おばあちゃんの孫奪還物語。
冒頭の幼少シャンピオンからツール参加の青年シャンピオンになるまでに、おばあちゃんに備わった自転車整備士としての能力がすごい。ブルーノの頑丈さにも惹かれるし、地獄の鍋から蘇ったカエルやフリーズドライオタマジャクシとかあの辺りの描写も好き。
音楽も全体的に凝っていてすごく楽しめる（サントラがサブスクにある）。
冒頭のテレビ番組に出てくる「トリプレット」はまだ若そうに見えるけど、後半に出てくる様子を見ると時間の経過に疑問が湧く。ツール・ド・フランスのデータを見ると、最年長参加で40歳、最年少だと22歳なので、シャンピオンの見た目から考えると冒頭から20年から多くとも30年ぐらいの経過かな……
「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」として紹介されている作品（ジブリ映画ではない）。
息子（5歳）と一緒に見たけど、音楽も多くキャラクターの動作も面白いので、それなりに楽しめたみたいだ。
