桔梗F

ベルヴィル・ランデブーの桔梗Fのレビュー・感想・評価

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)
4.0
舞台は戦後まもないフランス。

自転車レーサーの孫をマフィアに誘拐された祖母の決死の救出劇を描く。

シルヴァン・ショメ監督の初長編アニメーション。

全編通じてセリフは少なく、キャラの造形もシュール(^-^;
キャラデザイン、セリフの少なさから大衆受けはしなそうなアニメ。

しかし!本来、アニメというのは「トムとジェリー」やら昔の海外アニメのように映像と音楽で見せるもの。

昨今の日本アニメのセリフが多すぎるだけで、本来、本作のような映像美と音楽、演出に特化する方が本来の姿!

そうした意味ではこちらは名作である(^o^)

だが…主人公のばあちゃんはキモかわいくて、孫はキモかわいくない(|| ゜Д゜)

序盤は両親もおらず、一人寂しい孫を一生懸命かわいがるばあちゃんストーリー。

そして、月日は流れ自転車レースの最中誘拐された孫をばあちゃんとわんこが探しにいく本編が始まる。

圧巻は海の描写!(゜ロ゜)

凪の海、嵐の海とこれほどまで美しい海のアニメは観たことがない(|| ゜Д゜)
映像美だけに関すればジブリより上。

主要キャラ以外にも出てくる悪役や脇役キャラの造詣までみなシュール(/ー ̄;)

とりあえず、ばあちゃん歌手トリオ・トリプレットたちの作るカエル鍋や乾燥オタマジャクシは食いたくない(´д`|||)

中盤まではのんびりめだが、後半のばあちゃんズvsマフィアたちの逃亡戦はなかなかの見物(^o^)

静止画の中でキャラたちが動くような芸術アニメだが、絵の美しさと音楽(特に主題歌)はすばらしいので、好きな映画です(^o^)

本作ではまだ荒削りな面もあったが、ショメ監督の
次作アニメ「イリュージョニスト」で才能が昇華することになる(;・∀・)