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ハロルドとモード/少年は虹を渡るのharuのレビュー・感想・評価

3.5
当たって砕けろ!

19歳のハロルドの趣味は、自殺ごっこと葬式見学。今日も見知らぬ他人の葬式に参列していると、モードという79歳のおばあちゃんと知り合う。車泥棒(ついでに無免許運転)、ヌードモデル、ダンスに歌など毎日充実しまくっているモードに、ネクラなハロルドは夢中になるが、モードの80歳の誕生日、彼女は大きな決意を固めていた。

これぞ「良い映画」です。モードが名言連発で、ハロルドほど病んでなくても心打たれまくります。毎日楽しそうなモードの腕には、過去に壮絶な経験をした印が刻まれていて、彼女の言葉には重みがあります。「常識に囚われるな」とか「傷つくことを恐れるな」とか、当たり前に言われすぎてて今更心に響くことがあまりないんですけど、この映画を見てたら素直に「そうだよなぁ」と思ったり。
19歳なのに顔色悪すぎなハロルドと、79歳だけど元気はつらつなモードの年齢差は気にならず、二人の関係は自然です。ハロルドの偽装自殺がけっこう手が込んでておもしろい。
万人にオススメできます!