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ハロルドとモード/少年は虹を渡るのharuのレビュー・感想・評価

3.5
執着しないことの大切さ。
もらったプレゼントを投げ捨てて、「これでどこにあるか忘れない」を自分の最後を決めているモードがやるからたまらない。

若い頃は何もしなくても次々と経験したことのない新しいことに出会えていたけれど、年々新しい経験は自ら探さないと見つからなくなってきて退屈。なのに自ら動くほどのパワーがもう全然ない。歳をとるって白髪が増えて顔や手がしわくちゃになることじゃなくて、きっと新しいわくわくするような経験をしなくなった時に一気にとるんだろう。79歳なのにまるで少女のようなモードを見てそんなことを思った。

※音楽、インテリア
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