松田優作vs舘ひろし！これだけでも充分観る価値ってあるよねw？
舘ひろしが率いる不良グループが集まるクラスに担任として赴任してきた松田優作。現代には絶対ないような教育現場が展開されるわけだが、赴任してくる優作も負けず劣らずの不良っぷり。というか、あの風格で先生なんてまともにできるわけないんですけどねw感心したのは、「家族ゲーム」のような冷静沈着な先生とは違い、今回はキレる時はとことんキレる先生を演じ切った松田優作です。時にキレ、時に泣き、時に笑う、基本無表情な教師と言うキャラクターがよく似合ってました。
不良たちの暴れっぷりも見処……といっていいのかw？喫煙と暴力は当たり前、レイプ、放火、何でもごじゃれ！なクズ全開。
ただ、何で松田優作がそういった不良クラスの担任となったのかが不明なまま。更には、こうした不良映画ではお馴染みの"高校生に見えない高校生"問題も健在！更に更にクライマックスのブルース・リー！！予想通り、突っ込みどころは満載でしたwまた、これに限ったことじゃないけど、何で問題児達を必ずと言っていい程1クラスにまとめるんでしょうか？勢力は分散させた方が良くない？
まあでも、ジャンル違うけどジョン・ウィックよりもぶちギレる主人公に共感できた気がする。多少の粗は見られるけども、全然嫌いじゃない作品でした。
