クラウス・キンスキー主演の「屋根裏の散歩者」風スラッシャーホラー。脚本・監督 は「パペット・マスター」(1989)のデヴィッド・シュモラー。
美人だけにアパートの部屋を貸す大家のガンサー(クラウス・キンスキー)は、クロースペース(通気口)を自由に移動して美女たちを覗き見していた。彼はナチス収容所で人体実験を繰り返していた医者の息子だった。。。
高橋ヨシキさんが「異端者の家」(2024)の関連策として挙げていたのでチェック。設定アイディアとキンスキーの怪演は良かったが、盛り上がりきらずに終わった印象。DVDの特典映像「プリーズ・キル・ミスター・キンスキー」(1999年)の中で、シュモラー監督が現場でのキンスキーの傍若無人ぶりを回想していた。映画を成立させるのがやっとだったようだ。