たろさ

トーマス・クラウン・アフェアーのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

1968年公開の「華麗なる賭け」のリメイク作品。大金持ちの実業家で泥棒のトーマス・クラウン(ピアース・ブロスナン)とそれを追う保険調査員のキャサリン・バニング(レネ・ルッソ)の騙し騙されの駆け引きがメイン、と思ったらそれは最初の方だけで物語中盤で二人はできてしまう。キャサリン・バニングは有能でいい女っぽい雰囲気だがそれも最初の方だけ。トーマス・クラウンに翻弄されて魅了されてメロメロになる。最後の方はヒステリーになったり泣き顔を見せたりと醜態をさらす。トーマス・クラウンがあまりにも余裕がありすぎて全くぶれないのが問題だと思う。
なんだかジェームズ・ボンドとボンドガールみたいな関係性。ジェームズ・ボンド・アフェアでも問題ない。華麗なる泥棒テクニックや恋の駆け引きは少なく、中年男女のイチャイチャがメイン。

最後のトリックだけど、油絵でも水で濡らしては駄目だとか。
リメイク元の「華麗なる賭け」のヒロイン役のフェイ・ダナウェイが精神科医役で出演。
保険の調査員がなんで警察署を自由に出入りできるんだ?捜査に協力するわ、被疑者に接触するわ、取調べするわ、やりたい放題。
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