1968年に英・伊・米国でつくられたフランコ・ゼフィレッリ監督作品。言わずと知れたシェイクスピアの戯曲。
とか言って恥ずかしながら私、ロミ・ジュリのストーリーきちんと追うの初めてだなぁ、ジュリエット役の女優さんったらこの役をやるために生まれてきた人だなぁ、なんて思いながら見ていたら、風呂から出てきた細君がバスタオルでバサバサ髪をふきながら言うじゃない。
「また見てるの? ロミオとジュリエット」
「あれ? 見たっけこれ」
「見たよ、オリビア・ハッセーでしょう」
「オリビア・ハッセー! 旦那さん誰だっけ?」
「布施明」
「見たわこれ。にしてもなんでこの人以下自粛」
当時16歳ですかオリビア・ハッセーさん、あまりに奇跡的な美少女ぶり。対抗できるのは『ベニスに死す』の少年タッジオ君くらいしかいないんじゃないかな? ほんとどうしてこの人……。そしたら布施さん今は森川由香里さんが奥さまなんですね!
ってまぁもう無理でしょう、400年以上も前にこんなお話を書いちゃってるんだもんなぁシェイクスピアさん、他に何を書けっていうんだい?
しかしなんだってプレミアムシネマさんこのタイミングでこの映画? まさか、まさかな……。