◆あらすじ◆
ジェームズ・リースはフランスのアメリカ大使館で勤務する一方、CIAの見習い捜査官として活動していた。ある日、CIA本部からワックス捜査官がフランスに訪れ、彼のパートナーとしてリースは任務にあたることになった。しかし、ワックスの型破りな捜査にリースは困惑する。
◆感想◆
フランスを舞台にCIAの見習い捜査官が手段を選ばない凄腕捜査官の相棒として麻薬密売やテロリストの行動を阻止すべく活躍する姿を描いた作品となっており、凄腕捜査官を演じるジョン・トラボルタの荒々しいガンアクションや饒舌なセリフ回しが楽しいものになっていました。
ジェームズ・リース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は正規の捜査官になって活躍することを夢見る青二才の青年という人物像になっており、恋人のキャロリン(カシア・スムトゥニアク)にも自分がCIA関係者であることを教えていて、どこか抜けているように感じました。
そこに正規の捜査官ワックス(ジョン・トラボルタ)の相棒としての任務がCIA本部から告げられたことからリースは張り切るのですが、ワックスの暴れっぷりについていけず、振り回されます。これは仕事内容を本部やワックスがリースに告げないことが悪いと思うのですが、ワックスの行動が予測不能で観ている側にも何をしたいのか分からず、終わりが見えませんでした。
ストーリー後半にはキャロリンも巻き込んだ展開になっていき、アクションがひたすら続いており、カーチェイス、銃撃戦と絵面的な変化が多く退屈しませんでした。
ジョン・トラボルタの暴れっぷりと見習い捜査官の純情物語が楽しめる作品としてなかなか面白かったです。スキンヘッドでかなりごつい体型でしたがトラボルタはカッコ良かった。
鑑賞日:2025年4月12日
鑑賞方法:CS WOWOWプラス
(録画日:2024年5月7日)