コケた映画らしいけど、私には充分面白かった作品。
いつもDVDを借りると他の映画の新作情報とか予告編を流し見してますが、これの予告編が目に入ったとき、トラボルタが太っちゃってスキンヘッドで銃を乱射していたのが興味を呼び、仕方ないから借りてきたのですが、結構良かったです。
原作リュック・ベッソン、監督ピエール・モレル。ということはアルティメットや96時間と同じ。
その96時間の2倍の製作費かけてコケてしまいました。
尺が短いけど、やはりドラマ的に浅いのが原因なのかな。
今回のトラボルタの新しいキャラは好きです。この人、作品やキャラによってホントに出来の差が激しいよなぁ… 私が好きなトラボルタはパルプ・フィクションやソード・フィッシュです。
J・リース=マイヤーズは実は多分初見でして、今作観たら好みの演技だったので機会があればマッチポイントとベルベットゴールドマインを観たいと思ってます。
もうちょっと落ち着いて作ればもっと良い映画になったと思いますが、アクション映画が垂れ流しになっている状態の中でヒット作はわずかですから仕方ないかも知れません。
やはりアイデアと演出における差別化を努力しなければダメでしょうね。
私的には好きな映画でしたので、トラボルタとマイヤーズのコンビに興味のある方やベッソンさんの簡潔に楽しめる話とかお好きの方にお勧めさせていただきます。