このレビューはネタバレを含みます
午前十時の映画祭9での鑑賞。監督ボブフォッシーの自叙伝的な映画という事でしたが、ミュージカルのオーデションやリハーサルシーンは最近ミュージカルファンになりつつある自分には凄く興味深く映りました。こんな風に作品って出来上がるんだなぁって感心。こだわり半端ない。
それから1番好きだったシーンは愛人宅?のリビングで愛人と娘さん2人だけの愛するパパに向けたショータイム。なんか微笑ましくて涙が出てきました。死期がいよいよ迫ってからは現実と夢の世界の境界線が混沌としてきて物語も同じように混沌となってきましたが、考える事は元気な時と変わらないんですね。根っからのショーマン、恐れ入りました。
混沌なシーンが少し長くも感じてしまいましたがトータルしたら観て良かった作品です。午前十時の映画祭のおかげで古き良き作品に出会えて嬉しいなぁ。