くろねこヤマ子

オール・ザット・ジャズのくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
4.0
圧巻のダンスシーン。

ボブ・フォッシーの振付に
ノックアウトされる。
肩甲骨の動きと
腹直筋の強さが試される踊り。

肉体の持つ色香を
スタイリッシュに昇華させた
洗練されたスタイル。
メロメロです。

劇場で観れて良かった。
ずっとダンスでも良かった。
ダンスのカメラワークも良かった。

男の生き様、ザ・カッチョまん。

薬と酒とタバコで
身体の不調を誤魔化しながら、
振付師の仕事に邁進する
女好き愛され男の最期を彩る物語。

良いシーンと間延びのシーンの
ごちゃ混ぜ感。
幻想的で退廃的で夢のようで
主人公の意識の回し方なんかも
ポップカルチャー色強めだと、
こんな風になるんだなぁと新鮮。

ホドロフスキーにはホドロフスキー色が、
バードマンなんかはスタイリッシュ。
心の中でそっと比べてみると、
まぁ色々楽しい。

ファスナーで終わるラストと、
台本の読み合わせの時の
音の切り替えにワクワクしたし、
真似してみたいな(どこで?)なんて思った。

キレッキレの俳優陣の中に
数分映っただけなのに
インパクトを残しちゃうパウンダーさんは、
流石の目ヂカラでございました。