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オール・ザット・ジャズのskm818のレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
3.6
うーん、これすごいっちゃすごいんだけど、おいらジャズにもミュージカルにもショービジネスの世界にも実はイマイチ興味がないせいもあってか、全編かなり眠かった。
家族のことを愛しているがいつも忙しく仕事と女のことにしか興味のない演出家の男が過労の末心臓発作で倒れ、生死の境をさまよいながら最後の方では色々と幻覚を見まくっている。かなりシュール(時代を感じる)でわけが分からん。でもパワフル。
構成は現状と回想と幻覚が交互に出て来る感じで慣れるまではあれ?っと思う。好きなことを仕事にして一所懸命やってきた人が死ぬ時って実際こういう幻覚や夢を見るかもしれんなあ。ある意味しあわせな死に方だよね。あの白い衣装のお姉ちゃんは死神だったのね。
病院を舞台のコメディって聞いた途端に構想が浮かんでピアノに向かう音楽家の人すごかったな。
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