れんれん

ONCE ダブリンの街角でのれんれんのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.0
たいへんに不思議な映画。

手振れが気になったのだが、低予算だったからか。

極端なアプローチを仕掛けてくるヒロインは、子持ちで旦那はチェコ在住。

ボーイミーツガールで始まるかと思いきや、話はバンドを組んで収録という話に。

アイルランドは行ったことがないし、知識もないが、音楽の街だから成立する世界観なのだろう。全編、BGMではなく、登場人物の彼らが演奏する音楽が散りばめられている。

人物を描写するときに、ハリウッドや最近のアニメ原作邦画みたいに、ドラマティックでありすぎると疲れる。

「リトル・ダンサー」もそうだったが、出会いそのものに、何の意味も与えないほうが、疲れないし、作中に入りやすい。ドラマティックというやつが、話の質を一段下げることが多いからだろう。
れんれん

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