えりーぜ

ONCE ダブリンの街角でのえりーぜのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.2
何も起こらない日々を、ただ静かに切り取った。
はじまる前みたいな、振り返ってみると何てことはないような、でも確かにそこにあって、その時そうしてなくちゃいけなかった人、場所、時間。
来ないだろうなって思った。それが正しいと思った。でも、間違いとか正解とか、分かってても惹かれてすれ違っていく時間は、静かで切なくて、愛おしいものになったね。