ちくわ

ONCE ダブリンの街角でのちくわのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
4.6
劇中で二人が唄う音楽の歌詞やメロディーが二人の心情に直結している作りや、その音楽が二人を結ぶきっかけになっているのが、説明的でなく感覚で伝わってくるのでとにかく気持ちいい!
中盤でスタジオ貸し切ってレコーディングした曲のドライブ感といい、こんなエモーショナル爆発するシーンを真ん中に持ってきてオチどうすんだよと思ったら、そんな心配無用だった。
最初に二人で唄ったあの曲が、ラストにお互いがエールを送りあう曲だという伏線だと気づいたとき、じわじわと込み上げてくるものがあった。サントラの1曲目を聴き返す度におじさんの涙腺が刺激されて困る。
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