ユートスカイウォーカー

トレマーズのユートスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

トレマーズ(1989年製作の映画)
4.0
B級映画の定義はわからないが、おそらくB級映画。
そして僕が最も愛するB級映画。

MIシリーズ、スターウォーズ、007、今年は予習すべき対策が多いなか、個人的にそれと並ぶほど予習すべき作品がある。それが本作。

2015.11.26 待望のトレマーズ新作がリリースされる。
これを知った時、たまらず未登録映画の申請をしてしまった。

1989年に第一作が公開されて以来、一部の人の心をつかみ、水面下で人気シリーズとして成長してきた。第一作の公開から26年経った今、五作目として新作が作られること、またTVドラマ化されていることからもその人気を証明している。
しかも本作はあの『バックトゥザフューチャーPART3』と同時上映なのだ!
グラインドハウス的な感覚だったのかなぁ。

人気の理由は、個性的で分かりやすいモンスターと何処か危機感の無い親しみやすい雰囲気、それとあるキャストの存在だろう。
またモンスターの生態もなんとなく説得力がある。

どんな映画かと一言で言ったらズバリ、ジョーズの地上番!
砂浜を泳ぐサメ映画よりよっぽど良くできてる。
ポスターを見て頂ければお分かり頂けるだろう。もうまんまジョーズ。


ネバダ州、某所。人口14人の超田舎町パーフェクション。
広大な荒野にポツンと存在するこの小さな町で悲劇は起こる…

突如として現れた地底を掘り進むモンスターによって町の人は襲われ、不運なことに他の町とつながる道も断裂されパーフェクションは孤立してしまう。
グラボイズと名付けられたこのモンスターは土に伝わる振動を頼りに人を襲う。
地面を歩くことが死につながり、彼らから逃れる唯一の手は岩や屋根の上に登ること。
そう、本作は死と隣り合わせの高鬼なのだ。

逃げ道が無く戦わなければ自分がやられてしまう状況で、一定の決まりごとがあることが非常に面白い。

さらに面白いのが上にも書いたように、何処か危機感が無く、お祭り騒ぎな住人たち。
これらがありそうで他に無いトレマーズ独自の雰囲気をつくり出す。
ハラハラドキドキしつつも所々で和んでしまう。
そんなモンスターパニックエンターテイメントを見たい人にはかなりオススメしたい。

キャスト的には、まだ売れる前のケビン・ベーコン、『ライトスタッフ』のフレッド・ウォード、『ジュラシック・パーク』のレックス役よりもさらに若いアリアナ・リチャーズを見ることができる。

しかし注目すべきは彼らでは無く、武器マニアのバートを演じるマイケル・グロスだ。
僕はこのシリーズでマイケル・グロスの大ファン。
このキャラクターにハマったのなら残りの全作もオススメできる。