ニューヨークにあるイタリアンレストランの店内での一日。
主要人物たちをオムニバス形式で描く一品。
オーナーにシェフにウェイトレスに評論家。さらにはマフィアまで絡むという複雑さ。
ところが物語はすんなり理解できる。
懐は深くはないが小品なりの楽しみ方が出来る映画。
出てくる料理も美味しそうだが、作る際の音楽に乗ったスピード感が心地よい。
ラストもブラックな展開になりそうだが、あくまでもレストランの中で収めたのが正解かと。
しかし監督が実際にこのレストランのオーナーというのは、宣伝目的の匂いも感じられますね(笑)