Jeffrey

ファイナル・デッドサーキット 3DのJeffreyのレビュー・感想・評価

3.5
「ファイナル・デッドサーキット 3D」

本作は個人的に娯楽傑作だと思っているキム・ベイシンガー主演の「セルラー」を2004年に監督したデヴィッド・エリスが2009年(2作目の監督)に大ヒットシリーズの4作目を手がけた作品で、主演はボビー・カンポ。久々にBDで鑑賞したがわりかし面白い。本作は3Dにしたことによってシリーズの中で最も興行収入が高かった作品で、シリーズで交互に監督した例は非常に珍しいと思う。本作のオープニングで全作品の殺され方がレントゲン演出で紹介されるのは胸熱である。この作品もつまらなくは無いのだけど、3Dで作られているから3D演出が目立っていて、限定的(3D様に)な死に方になっているのが残念。

さて、物語はサーキット場でダブルデートを楽しんでいたニックとローリ。白熱するデッドヒートに興奮し最高潮を迎えたその時、ニックは突然恐ろしい予知夢を見る。1台の車がクラッシュしたのをきっかけに、多くの車が炎上。満席の観客席に車が突っ込み、惨劇の舞台と姿を変える。大事故が起こる夢から目覚めたニックは仲間や周りの数人とその場を離れるが、その瞬間、サーキット場は崩れ落ちる。運良くニックたちは命を取り留めたが、死の運命は彼らを見逃してはくれなかった。1人また1人と死を遂げ始めたのだ。果たして、彼らは死の周回路から逃げることができるのか…と簡単に説明するとこんな感じで、100%予想不可能な死のトラップを演出し、世界中に熱狂的なファンを持つファイナルディスティネーションシリーズの4作目となり、絶叫マシーンを遥かに超える恐怖アトラクションの決定盤とされヒットし、爆撃シーンの連続攻撃が観客におそいかかる的な作品である。
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