福助

シャフトの福助のレビュー・感想・評価

シャフト(2000年製作の映画)
3.3
ネトフリでまさかの続編が配信されて声が出ましたよ。マ、マジすか!?って。
もう20年近くも経ってるんですよね。当時、ロックとサブカルにまみれていたクソガキの私が、70年代のムーブメント、ブラックパワームービーの代表のリメイク映画となれば観てないワケが無い。そして、さすがに覚えてねーよ!という事で鑑賞。
ぜひ、暇な週末の深夜、部屋を暗くしてポップコーンとビールを横に置いて観ていただきたい雰囲気の映画です。
ちょっと雑な展開もありますが、ジョンシングルトン監督なので基本的にそこまで変な流れはありません。
殺人を犯した人種差別主義者のボンボンを有罪にする為に、現場を目撃した証人を探すというお話。
シャフトというか、サミュエルLジャクソンそのまんまな感じもするのですが、とにかくセリフまわしがカッコいい!そして、シャフトさん男からも女からもモテるモテる。
みんながシャフトに夢中!みんながシャフトを応援!個人的にこういうの嫌いじゃないです。
差別主義者の若造がクリスチャンベール!線が細い!
アメリカンサイコと同じ年だったのに全然違う雰囲気なんですけど。やっぱあいつすげーな。

派手な銃撃戦や追いかけっこもほどほどな感じがちょうど良い感じ。
人種差別も扱っているのですがあまり説教臭くはなく、どの人種でも良い奴は良い奴、クソ野郎はクソ野郎!というのが一貫していて小気味よく観れました。ほろ苦いラストを含めて楽しめる作品です。
よし、お父さんになったらしいシャフト観るぞ!
福助

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