ネモタス

片腕ドラゴンのネモタスのレビュー・感想・評価

片腕ドラゴン(1972年製作の映画)
3.6
続編『片腕カンフー対空とぶギロチン』にも通じる、挨拶代わりに人を殺す世界の超人格闘家たちとの対決も、びっくり人間大集合的な趣があってよかった。

棒3本を鎖で繋いだ武器(三節棍)の真ん中を持ってブンブン振り回すのもカッコよかった。

手刀で右腕を切断されたもののなんとか生き延びたジミーさん、残された左腕を最強にするべく、焚き火のなかに腕を突っ込んで神経をすべて殺す。

こんなハードなことをする前に、師匠も危険だよって伝えるが、ジミーさんは8秒くらいで「やります」宣言。
「右腕がダメなら左腕を鍛えりゃいいじゃん」という前向き精神が溢れていた。

しかしジミーさん、確か他の作品でも熱いところに手を突っ込んでたと思うし、デ・ニーロの『タクシードライバー』でも拳をコンロの火にあてるシーンがあったが、あれは何を鍛えているんだろうか?
痛みに耐える訓練?
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