香港映画の流れを再確認シリーズ第三弾。
ブルース・リー香港映画デビューと同年(filmaは1972としてるけど正しくは1971)とはいえアジア知名度はまだまたジミー・ウォングにある時代。
ゴールデンハーベスト独特のエフェクト音がある事で、格闘シーンの見栄えが格段に良くなってる(前作はSB作品なのでそこが物足りなかった)
見世物的楽しさ(残酷描写含め)を追求する大仁田厚的なジミー作品の真骨頂が二作目にして花開いた感じでした。
(ブルース・リーは前田日明か佐山聡ということか)
キン肉マン世代にはこういうキッチュな世界観スンナリ受け入れられますね。
いやあ、楽しい。
片腕を失い鉄の拳を手に入れる姿はライダーマン。急所突きはケンシロウと重なります。
日本のサブカルチャーは多大な影響を受けてるんだなあと再確認。
ジミー・ウォング(大仁田)とブルース・リー(前田)が同時期に同じ会社にいて、違うベクトルの映画を作っていたなんて、なんかワクワクします。
この二人を足したような作風がジャッキー作品なのかな、と遡ってみて考える。