方眼

ネバダ・スミスの方眼のレビュー・感想・評価

ネバダ・スミス(1966年製作の映画)
4.0
1966年“Nevada Smith“。始まって数分、これは主人公の設定を脳内変換しないといけないタイプの作品だと気づく。マックイーン(35歳)が、白人男性とインディアン女性の間に生まれた10代の青年って、無理あるだろ。親の仇、3人の悪漢を地の果てまで追い詰めるマックスの、復讐と成長の物語。最初はメンター・コードさん、銃の撃ち方やポーカーなど習う。ウイスキーボトル倒すのはアドリブっぽい。仇の一人目ジェシーは牛小屋での戦い。牛が塀を壊すアクシデントをそのまま採用。二人目ビルを追って南部刑務所へ。湿地帯、女とボートで逃げる。労働にさえ耐えたらここは天国では、という妙な描写。牧師との出会いを経て、三人目トムとの対決。展開とロジックに弱い部分あるが、場面・画面は見応えあり、そういう作りの西部劇。最初と最後で主人公が部屋に入るショット、対になっている。「レヴェナント」子供バージョン。
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