うどん

影の爪のうどんのレビュー・感想・評価

影の爪(1972年製作の映画)
4.2
轢き殺してしまった男の妻とその母親との奇妙な共同生活。

ありえない状況の中、家庭がどんどん浸食されていく様子が恐ろしい。

悪女、岩下志麻の存在感は凄まじいのだが、侵略される妻を演じた香山美子さんの熱演、狂演はより印象に残る。

最後、アノ人の完全勝利で締めでも良いと思ったが、そうなるのかー。

フィルムの経年劣化で赤みがかかった映像が妙に作品とマッチしているように感じた。

9/18@新文芸坐
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