わかうみたろう

画家と庭師とカンパーニュのわかうみたろうのレビュー・感想・評価

画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)
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庭師の押し付けがましくない人生観がフランスの田舎の風景とマッチしてて心地よかった

中でも、釣りのシーンが印象的
リールのアップが急に入って、この映画唯一動きの激しいシーンが続いてく
必死に魚を吊り上げようとする庭師の表情は彼の柔らかい物腰とは反対に、見たことのない形相も浮かべる
この表情がなんとも形容しがたいほどに彼の最後の執着を表してるように思え、最後の最後で庭師の人柄が何層にも重なって見えてきたりして、庭師love