deenity

ミステリー・トレインのdeenityのレビュー・感想・評価

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)
2.2
ジム・ジャームッシュ監督の作品は本作で2作目。ただまあこの監督とは合わないであろうことは何となく察していたので、作品としての評価は低めですかね。

それなら何で見たのかというと、本作にはオムニバスの中の一話として工藤夕貴が主演しているから。
実は役者として一番最初に好きになった女優が工藤夕貴なんですよね。きっかけは30年くらい前に放送してた深夜番組で「子どもほしいね」ってのがあって、大高洋夫さんの奥さん役として出演してて、たしか脚本はあの三谷監督が手がけてたとか。とにかくそれを親が見てるのを一緒になって見てるうちに自分の方がハマっちゃって。もうとにかくその番組が面白くて居心地が良くて最高だったわけです。
だからいつか工藤夕貴出演作は見たいと思っていて、それが映画界の名匠とコラボしているなら見るしかない、というところに至った次第です。

で、肝心の内容はというと、てんで意味不明でした。エルビスの街を舞台にしたオムニバス形式で、監督らしさ全開の詩的さはありますが、展開はたいしてないので地味。
まあ自分の感性では理解できないことはわかっていましたが、当初の目的は工藤夕貴さんだったわけで、それも意外と激しい濡れ場があって、「一体この時いくつよ?」って思ったりもしましたが、とにかく目標達成ということで良しとしますか。
deenity

deenity