なっすん

マイティ・ソーのなっすんのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.0
―ふさわしき者のみが、
  このハンマーの力を手に入れるだろう―


【あらすじ】
神の世界“アスガルド”の王オーディンの息子であるソー・オーディンソンは、王位継承のため式典に出席していた。
しかし、ヨトゥンヘイムからの刺客による襲来のために式典は中止。怒りに身を任せてソーは、弟のロキや仲間を連れてヨトゥンヘイムへ攻め込むが、崖へ追いやられてしまう。間一髪でオーディンに助けられるが、身勝手な行動に憤怒し、ソーからパワーを奪いアスガルドから追放、人間界へと送られてしまう。
メキシコへ送られたソーは、天文物理学者のジェーン、セルウィグ、ダーシーらと出会うのだった―――


◆◆◆◆


ワンダヴィジョン鑑賞後のMCUマラソン。

ソーのシリーズは、マーベルのなかでも異色を放つ。北欧神話をモデルとし、ヨトゥンヘイム、ミッドガルド、ビフレスト、ムニョムニョと、カタカナがひたすら並ぶため、仕方ないことだが初見殺しな悪い印象が目立つ。それはそれは取っつきにくい。まあ、今後のアベンジャーズで役立つワードは“アスガルド”と“ムニョムニョ”くらいなので、何が何なのかはあまり気にせず見ても支障はないでしょうが。

今回からホークアイや、シールドのシットウェルが参加!また、既にお馴染みのコールソンも登場したり、MCUが広がりを見せる兆しもしっかり楽しめる。ホークアイ辺りはサプライズてきな登場だろうけど、ソーの仲間であるシフや三銃士らの活躍が少ないのがイマイチ。三銃士らの名前は最後までぼんやりしていて覚えられない。浅野忠信だけ印象強い。

ストーリー中のアクションシーンもなんかバランス悪い。前半でヨトゥンヘイムの戦いがあったあと、(ムジョルニアを取り上げられていたのもあるが)ラストの戦いまで派手なアクションは一切ない。故に中盤は退屈なストーリーが続いたというのが個人的な感想。
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