MCUフェーズ1第4作目にしてマイティーソーシリーズ第1作目。今後MCUで主力となって行くソーの始まりの物語。
北欧神話を元にしているからか、かなりチープな雰囲気。金かけようがけちろうがこのクオリティに落ち着くんだろうなぁとはおもうものの、明らかにお金かかってない感がスゴイ。役者が変わったハルクは論外として、割とコンテンツとしてすぐ影の薄いものになるだろうなと思ってました。そのくせ今となっては3作目まで出ていて、アメリカ人のツボって分かんないもんだなぁと。
ソーが主人公で取り巻きのお仲間達もいる中で、一番輝きを放っているのがロキ。純粋な悪ではなく、嫉妬や劣等感、ネガティブな要素を蓄えまくった彼がストーリーに少し深みを足してくれていたように感じます。それがなければもっと浅い映画となっていたことでしょう。地球でもストーリーが進行する世界が狭すぎでリアリティや重みを感じず、本当にただただロキが1人映画を良くしていました。ただし面白くないとは言えMCUでは群を抜いて大切なキャラクター、シリーズを知りたいなら避けては通れません。
