あんがすざろっく

マイティ・ソーのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
4.5
MCU補完計画進行中。

先月末のキャプテン・マーベルから、今月末のアベンジャーズ エンドゲームまで、1ヶ月もの空白‼︎これをどう穴埋めすればいいものか。あまりにも長く、待ち焦がれる公開日。これを凌ぐ方法はないものか…。
そうだ、考えてみたら、MCUで未見の作品は4本だけ。結構見てたんだなぁ。
よぉし、この機会に、MCU全制覇してやろうじゃないか‼︎4本ならいける‼︎

そんな訳で、今日は「マイティ・ソー」を鑑賞。
3作目の「バトルロイヤル」は劇場で観ましたが、1作目2作目はまだ見てませんでした。
なんでかなぁ。
なんか、あまり惹かれなかったんですよね、ソー強すぎるし。バトルロイヤルはむちゃくちゃ面白かったけど、シリーズ続けて観ている方みんな、1、2と全くトーンが違う、と仰ってたから、いまいち手が出せずに、ここまで来てしまいました。

いざ見てみると、オロッ、面白いじゃないですか‼︎これ結構好きですね。
オープニングから余計な寄り道をせず、ソーの世界観を見せることに力を注いでいます。

神の国、アスガルドの王になるべく育てられたソーとロキの兄弟。
次の国王になるべく、父オーディンに期待をかけられていたソーだったが、その好戦的な性格と、自らの力を信じきる慢心さから、アスガルドを窮地に追いやり、その罰として、地球に追放されることに。
神としての力も奪われ、父からも見放されてしまったソーの運命は…。

MCUではロキのキャラクターは度々描かれてるから、最初から疑って見ていますが、この作品から順番に見ていたら、始めはロキを信用していただろうな。

神の国よりも、地球上でのストーリーがメインになるので、ソーのアスガルドと地上でのカルチャーギャップが笑いを誘うはずなんだけど、もう少し笑えるシーンがあっても良かったんじゃないかな。ソーが車に轢かれるシーンは笑えましたが。

ソーが地球上でムジョルニアを発見し、それを手にしようとするシーンが素晴らしいですね。
自らのアイデンティティを証明できるはずなのに。彼の力を見届けようとしたコールソン達の思惑も絡み、なかなかエモーショナルなシーンに。
そして、お〜こんなところにクリントも‼︎

キャストはソーのクリス・ヘムズワース、ロキのトム・ヒドルストンは勿論のこと、地球上でソーと恋に落ちるジェーン役のナタリー・ポートマンも良かった‼︎
オーディン役のアンソニー・ホプキンスは流石の貫禄、王妃には何とレネ・ルッソ‼︎毎回思いますが、MCUの作品って、脇がびっくりするぐらい豪華ですよね。
ステラン・スカルスガルド扮するセルヴィグ博士も登場してましたね。
なるほど〜、ここからアベンジャーズに続くのかぁ、と見ているうちにだんだん思考回路がスピードを上げて回転し始め、後のシリーズから先に見始めた僕には、バラバラだったパズルのピースをはめ込んでいく感覚があって、すごく楽しかった‼︎

他にも、ダーシー役のカット・デニングス、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーも魅力的です。やっぱり女優さんに目がいってしまいますね〜。
エンディングに流れるのはFoo Fightersの「Walk」。むちゃくちゃカッコいい‼︎「移民の歌」も素晴らしくハマってましたが、こちらもいいですね。監督はケネス・ブラナー。まさかこんなにMCUにしっくりくるとは、驚きです。よぉし、この調子で「ダークワールド」も見ていこう‼︎

MCU 4作目
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