ぱんだ

マイティ・ソーのぱんだのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.7
エンドゲーム公開記念でシリーズ再鑑賞中。

全てを持っていた頃の無邪気なソーを見ていると、とても愛おしく思ってしまう。
初めて観た時は「なんだこのスットコドッコイな俺様系プリンスはwww」と思ったものだけれど、シリーズ終わってみれば、結構いい王様だったなぁと感慨深い。

トニーが科学に特化しているから筋肉バカっぽく映るけれど、彼は言語の変換器を使わずに、辺境の惑星である地球のさらに地域言語である英語をペラペラと喋っているのである。
ついでにIWではグルートの言葉も理解できて喋れている。
彼は文化系の教養がすごい。
ロキちゃんも同じところがあるので、アスガルドの帝王学はすごいなぁと感心する。

女性達に「誰だかわかんないけど抱かれたい」と思わせる魅惑のボディと、ワイルドに見せかけて手の甲にしかキスしない紳士性といい、男達が彼に嫉妬するのもよくわかる。

全てを持っていた頃にはその大事さはわからないもので、全てを失ってからその大事さに気づき、残ったものを全力で大切にすることを決めた彼の旅路が幸せであらんことを。

(最後に、ロキちゃん若い!素敵!愛してる!!)
ぱんだ

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