キミシマムザ裕君

ロシアン・ルーレットのキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

ロシアン・ルーレット(2010年製作の映画)
2.1
とある洋館に17人のワケありな男たちが集められ輪になって目の前の人物を銃で撃つ、ロシアン・ルーレットの集団版が行われていた。そこに病気の父と暮らす貧しい少年も混ざって・・・

『トランスポーター』シリーズのジェイソンステイサム出演
※主演じゃないです(笑)
のクライムサスペンス映画。
【血湧き!肉踊れ!ジェイソン兄貴ファンクラブ】の会長(会員数一名、会員募集中)として彼の出演作は見ておかねば!ということで鑑賞。

これはなんとも言えない残念な作品
集団版ロシアンルーレット!果たして誰が生き残るか!?
というのが一番尺を多く使っているのだが、そもそもロシアンルーレットは運でしか勝敗がつかない。ここでひと捻りしてくれればグンと点数も上がったのに全く工夫もしないで淡々と終えてしまうのがもったいないところだ。例えば

・参加者の一人は八百長で絶対に弾が入っていない銃を撃たれるように仕組んでいる。
・記憶能力でどこに弾が入っているのか分かる奴がいる。
・単純に超強運の持ち主で今まで負けたことがない。
・心理戦が得意で交渉でなんとか生き延びる。

とかキャラのたった奴がいるだけで変わったんじゃないだろうか?
そして登場人物の行動も全く共感できないバカなものが多く、終始イライラしながら見させられた。これもジェイソン兄貴のためなら。。。

そう!主人公はもちろんジェイソンステ・・・
じゃなくサムライリー。
いや誰やねん、と。『マレフィセント』にも出てたらしい。この主人公が特にキャラが薄くてただ運がいいだけ、しかも終盤の行動なんて全く理解できなかった。そして主演を張るほどのオーラを感じない。
そして脇役のジェイソンステイサム。
脇役ながらも恒例のキレッキレアクションを見せて・・・
くれない!!
全く動かない!!
なんなら被ってるハットすら脱がない!!
ナンテコッタ!!兄貴!!あんたの持ち味は!
しかもこの役がまぁクズで残念。
これがガイリッチー監督の作品に出ていた90年代の兄貴ならまだキャラが立っていないので理解できるがもうこの年『エクスペンダブルズ』というゴリゴリアクション映画の最高峰に出演しているのにこのオファーをなぜ快諾したのか・・・謎は深まるばかりだ。
そして最後に『レスラー』ミッキーローク。
もちろん彼にはあの逞しい筋肉を使った骨太なアクションを見せて・・・
くれない!!
全く動かない!
でもこっちは被ってる帽子は脱いでくれた!
だからなんだよ!(笑)
彼も無駄遣い感が半端ないキャスティングだった。

シチュエーションスリラーにでも持っていけばもっと面白くなったろうに題材と俳優を上手く活かしきれていないくて残念な作品だ。
【血湧き!肉踊れ!ジェイソン兄貴ファンクラブ】会長としては兄貴ファンにこの作品をオススメすることはできない(笑)
それでも一応

サスペンス好き、ジェイソンステイサム、ミッキーロークファン、そしてロシアンルーレットしてみたいキチガイな方にはオススメの作品。