このレビューはネタバレを含みます
序盤★4 中盤★2.5 終盤★3
人生にはコーヒーとタバコと、くだらない会話をできる相手でもいれば幸せだ…ってな感じでしょうか。
ジャームッシュらしいクセのあるキャスト、クセのある脚本、白黒映像、格子柄のテーブル、真上からの俯瞰のショット、音楽…etc.。
色んな演者でのショートコント『コーヒー&シガレッツ』なオムニバス構成なんで、
明確な一本の物語としての起承転結がなく中盤ダレましたが、
キーポイントとなるセリフで巧くまとめたなぁ〜っという印象。
惜しむらくは色んな場所で出てくるコーヒーはどんな味なんだろう?っと観客は味や香りの想像を掻き立てられるのに対し、
スポンサー絡みなのか?タバコは実在する銘柄が映されており、
ここも喫煙者がどんな味と香りのタバコなんだろう?っという想像を掻き立てられる架空のタバコにして欲しかった。
2017年219本目