我が家には「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「ヘルプ!」のVHSがあって、小学生のときからこのふたつの映画は何度も観てました。特にこの「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のほうは、ポールのおじいちゃんや、貨物列車で4人が歌うシーン、スーツ姿で夜の街に繰り出して女の子たちとダンスするビートルズ…、小学生のわたしは小学生なりにこの映画が大好きでした。ポールに恋してました。
あれから○十年…(きみまろ)。大人になったわたしはすっかり60年代前半のビートルズをかわいいと思うようになってしまったよ。BSで放映することを知って、わくわくしながら観たのですが、ずーっとニヤけて観てました。4人が完璧すぎて!なんというパーフェクトな4人!ザッフーみたいに「ステージを降りると険悪だった」ということはなかった頃の4人は本当に最高。奇跡。
公開中の「エイト・デイズ・ア・ウィーク」は絶対に観に行こう、惰性で髪の毛を伸ばしてたけど切ろう、そう思いました。
わたしは生まれていちばん最初に好きになったビートルズの曲は「If I Fell」なのですが、この映画では2回も歌ってるところが観れます。特に1回目のリハーサルのシーンは最高。機嫌を損ねたリンゴに語りかけるように歌うジョンと、だんだん笑顔になるリンゴと、ポールのアイドルっぽさと、ジョージのアンプが傾くところが最高です。何回も繰り返し見ちゃう。
この一週間、わたしに会った人はもれなく「ビートルズの中で誰がいちばん好き?」と聞かれたかと思います。今、わたしは、リンゴがいちばんです!!