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決断の3時10分のShoのレビュー・感想・評価

決断の3時10分(1957年製作の映画)
3.5
久しぶりに正統派が観たくなって、ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベール主演の名作「3時10分、決断のとき」のオリジナル版である本作をチョイス。

○ざっくりあらすじ
雨が降らず日照り続きの貧乏牧場主ダンが、捕まった大悪党ベン・ウエイドを護送する役をかって出る。
護送する列車は、「3時10分ユマ行き」
護送まで残り数時間
捕まった親分を奪還すべく、ウエイドの子分が迫る…。

鑑賞されていて書いている方もいらっしゃいますが、ゲイリー・クーパー主演「真昼の決闘」に少し似てます。

孤立無援
刻一刻と迫る時間と悪党たち

なんと言っても今作は、2人の男のカッコ良さが際立ちます。
ただ、一般的なウエスタンのような早撃ち無敵の負けないヒーローのようなカッコ良さではないカッコ良さ。

家族のため お金のために引き受けた任務のはずが、状況の変化と共にダンの心境も…。

一方のウエイドも逃げる気満載だったはずが、ダンの発言や姿を見て…。

どちらも共通するのは、信念のある人間のカッコ良さ。
仕事のやり甲斐と責任感は、ある程度比例するものと思っていますが、私生活でも周りにこんな男気を見せて、一目置かれる存在でありたいものです°(♥ω♥)。

爽快なラストシーンも見どころです。

それにしてもダン、立派な責任感です。
現代で例えると、周りをチャカ🔫を持ったヤクザたちに囲まれている中、ヤクザの親分を数百メートル先の新幹線ホームまで行かなければならない、みたいなモノですよ((( ;゚Д゚)))

ボクなら即漏らしますし、なんなら囲まれる前に交渉に応じてトンズラしますヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
※ウエイドは何度か、逃がしてくれたら大金あげるよ!と、ダンを揺さぶります

ただ本作も良かったですが、リメイク版の方が好きです。
観たのが何年も前の為、その理由を明確に答えられないので、再鑑賞します笑
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